突然ですが皆様、iPhone、使ってますでしょうか。日々進化し続ける機種と性能。しかし、それ以外にも進化している部分はあるんです。
それがiOS。しばらく前のブログにてiOSはアップデートするべき、という記事を書いたのですが、それからしばらく経って新しいアップデートであるiOS17.4が追加されました。
というわけで今回はiOS17.4の内容を簡単に説明いたします。
17.4アップデート内容
まずは大まかに本アップデートの概要を理解しましょう。
絵文字の追加
28個のあらたな絵文字が追加されました。内容は以下の通り。
- ライム
- キノコ
- 不死鳥
- 切れた鎖
- 首を縦に振る顔
- 首を横に振る顔
- 右向きの人々(歩く、走る、正座、白杖を持つ人、車いすの人)
Apple Podcast
英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語で、PodCastの進行と同時に文章がハイライトされるようになりました。
また、エピソードをテキストで読むことが可能になりました。さらに複数のアクセシビリティ機能を使う事が可能になりました。
バグの修正、機能強化
数が多いので箇条書きにします。
- ミュージック認識機能で見つけた曲をApple Musicに反映させることが出来るようになりました。
- 対応している言語で書かれたメッセージなどをSiriが読み上げられるようになりました。
- 「盗難デバイスの保護」のすべての場所でセキュリティを強化するオプションに対応しました。
- iPhone15とiPhone15 Proで、「バッテリーの状態」からバッテリーの充放電回数、製造日、使用開始日の確認が出来るようになりました。
- 「探す」を使用時、連絡先の写真が空白になってしまう不具合を修正しました。
- デュアルSIMを使用中、電話番号が主回線から副回線に変更されてメッセージの送信先に表示される問題を修正
ざっとこんな感じですね。15Proシリーズには限りますがバッテリーの詳細を見られるようになったのはうれしいアップデートかも知れません。
App Store以外のアプリダウンロードについて
現状日本国内では特に関係ありませんが、EU向けのiOS17.4アップデートには気になる要素が含まれています。
それは「App store以外のサードパーティ製アプリストアでのアプリのダウンロード」です。
EUのデジタル市場法の規制のために導入されたもので、現在はEU諸国で利用可能な機能だそうです。
具体的な解説
簡単に説明すると、「EU圏内にいるとApp Store以外からアプリをダウンロード、購入ができるよ」というもの。
今まではセキュリティ面での懸念が考えられる、という点から実装は見送られていたそうですが、EUのデジタル市場法への対応として今回のアップデートで実装されました。
日本でもこれが実装される日もそう遠くない可能性もあります。
しかし…
一見素晴らしい機能である本アップデート。しかし、一つ問題があります。
それは、「EU圏内から出てしまうと本機能が利用不可」という事です。
この機能は、本体の国の設定をEU諸国にすること、そして物理的な位置もEU圏内にいることが条件だと言います。
一応、短期的な旅行などでは猶予期間が設けられているらしいのですが、長期的に離れてしまうと、代替ストアからダウンロードしたアプリはアップデートが出来ないなどの問題があるそうです。
まとめ
というわけで今回は、iOSアップデート17.4を見てきました。
今年中に発表が予想されるiOS18に向けて着々と準備が進んでいる感じがしますね。
そして以前のブログでもお伝えした通り、iOSはこまめにアップデートしておきましょう!筆者は本日(2024/3/6)アップデートしました。
それでは皆様、良きiPhoneライフを。